高卒で就職しても後悔しないかな?
こんな想い・悩みを抱えてる学生さんに向けて記事を書きました。
今のご時世なら「とりあえず大学に進学する」って友達も多いことでしょう。
そんな中「高校を卒業して就職したら後悔するかもしれない…」と不安を感じ、また周りから色んなことを言われてると思います。
この記事を読んで、「後悔するかもしれない」という不安が少しでも和らげば嬉しいです。
でーくん
高卒で働き始めたけど後悔してない
高卒で働き始めたことに対して、一切後悔していません。
これだけは断言できます。むしろ「同年代よりも多くの経験ができたこと」に対してありがたいと思うくらい。
ただ、私自身がそう思っていても、周りからは色んな風に言われてきました。
- 大学には行った方が良かったんじゃない?
- これからでも大学に行ったら?
- 高卒だと苦労するよ?
こんな言葉を言われてしまうと言い返しづらかったです。
だって、進学できる環境なら進学した方が良いのは分かっていましたし…それに大卒の方が有利な企業の方が多いだろうし。
じゃあ、なぜ私は高卒で就職したことに後悔してないのか…それは職場環境に恵まれているからです。
でーくん
私が入社した会社は「高卒社員だから雑用だけ」「これは高卒社員以外が対象」といった学歴差別がない環境でした。
それに加えて、高卒であっても「総合職」として働くことができる環境だったので、若くして幅広い業務に携わることができました。
だからこそ、後悔してないのかもしれません。
たしかに、今後のキャリアにおいて高卒というハンデはあるものの、この歳で色んな仕事を経験できたことこそ早く社会に出た特権だと思っています。
こういった理由から、高卒で就職したことに後悔はしていません。
でーくん
せっかくなのでそれを紹介しようと思います。
高卒で働き始めて後悔したこと
大卒と比べて交友関係が狭くなる
大学の友達は一生もの
こんな言葉を聞いたことありませんか?
聞くところによると、大学で出会う友達は価値観も似ていて、一緒に居ても苦にならないらしいです。
多感な時期を一緒に暮らした仲間だからこそ、社会人になって別の道を歩んだとしても本音で話し合うことができるのかも?
地元の友達とは違うなにか…それが大学の友達にはあるんじゃないかと思う瞬間があります。
でーくん
そう考えると、高卒で就職してしまうことで大学の友達はできなくなるし、進学組は進学先で新しい友達ができるので、これまでの関係が希薄になることがあったりします。
それが私でした。(ただのコミュ障なのかもしれない笑)
それに対して、新卒で入社してきた後輩たちはみんな友達が多そうな感じがして羨ましかった。
しかも、大学時代の友達はそれぞれ違う業種へ就職するので、自分の業種以外の分野でも友人伝いで話を聞くことができる。
こればっかりは羨ましいし、ほんの少しだけ高卒で就職したことを後悔しました。
圧倒的な知識の差を感じた
少しだけ昔話をします。
当たり前と言えば当たり前ですが、高卒で入社した私はやること成すこと全てが初めて…Excelでの集計、パワポを使った資料作り…勉強の毎日が続くなか、とにかく「がむしゃら」に頑張ってきました。
その努力が功を奏したのか社内では「若いのにしっかりしてるね」「覚えるのが早いね」なんて言われるように…。
その結果、社会人としての私は「できる人」…とまではいかずとも「仕事ができる方」だと慢心していました。
そんなある年…新卒が入社する季節がやってきました。しかも、その年は私と同い年が入社する年。
そこで「ある問題」が起こった。そう、かなり頭のキレる新卒が入社してきたのです。
でーくん
どうやったら物事をそうやって捉えることが出来るのか?何に意識を傾ければそんな思考回路になるのか…
さすがに気になったので、大学で何か学んでいたのか?と聞いたところ「経済学・マーケティング・組織の在り方など」を学んできたという。
これまで慢心していた私には結構なインパクトが残りました。
大学で学んだ専門知識がここまで強力な武器になるとは…このとき初めて「進学することの意味」を感じ、高卒で就職したことを「少し」後悔しました。
高卒で就職するか?進学してから就職するか?
そろそろまとめに入ろうと思います。
結論から言うと「進学できる環境なら進学しよう」が私の答えになります。
理由として大きく2つあります。
まず1つ目は「日本は未だに学歴で判断する企業が多い」という点。
今の日本社会は「学歴社会」であることは間違いない。これは同意いただけると思います。
その証拠に大手サイトに掲載されている求人の大半は「大卒以上」ですよね。
そして2つ目が「将来的な出世制限の有無」という点。
最近は減りつつあるが、学歴で出世上限が決まる企業は存在します。
例えば「高卒入社だと課長級が上限、大卒入社なら部長~役員級」のように。
そう考えると、進学のために約1,000万円の投資することで、将来の選択肢が広がるということになります。
これらの理由から、せっかく進学できる環境があるなら是非とも進学をオススメしたいというのが私の答えです。