給料が違うのは知ってるけど仕事内容ってどうなの?
こんな疑問に応えるべく「大卒と高卒の仕事内容」について記事を書きました。
わたしが働き始めるときに感じたんですが、給料の違いに触れてるサイトって沢山あるのに仕事内容の違いに触れた記事って少ないんですよね。
そこで、高卒社会人になった私が、これから高卒になるあなたに向けて立ち上がったわけです(笑)
でーくん
高卒と大卒の仕事内容に大きな差はない!
まず、前提として「高卒も大卒も正社員(総合職)」ということで話を進めます。
大卒と高卒が同じ部署に配属された場合、「この仕事は高卒のA君、あの仕事は大卒のB君にお願いしよう」のように学歴で仕事内容を分けるようなことはありません。
だって、考えてみてください。本人(高卒)を目の前にして「任せる仕事」に差を出してしまったらどうなりますか?
100%モチベーションを損ねてしまいますよね。
社員のモチベーションを低下させることは組織にとってデメリットしかありません。
しかし、例外として「高卒が一般職、大卒が総合職」だった場合は仕事内容に差が生まれる場合があります。
- 総合職=判断を要するような基幹業務
- 一般職=補助的な業務
このように一般職と総合職では任される業務内容に違いがあります。
そして肝心の「一般職と総合職のどちらになるか?」の振り分けは入社前に行われます。
もしあなたが一般職で入社し、大卒が総合職として入社した場合に限って仕事内容に違いが出る場合があります。
でも諦めないでください!一般職から総合職へ昇格することはそう難しいことではありません。
高卒でも成果をあげて評価を仰げば総合職になることはできます!
でーくん
高卒と大卒で仕事内容は同じなの?
前項にて「同じ部署なら仕事内容に違いはない」とお話しました。
では、別の観点から高卒と大卒における「仕事面での差」を考えてみましょう。
わたしが思う「高卒と大卒の差」は2つあります。
- 高卒じゃ就職できない業界がある
- 出世コースに配属されにくい
こればっかりは仕方がないと半分諦めてます。昔よりはマシになったとはいえ、未だに日本が学歴社会なので…
では、それぞれについて詳しく説明していきます。
そもそも高卒じゃ無理な業界がある
無理は言い過ぎですかね…「高卒で入社することが難しい業界」と言い直します(笑)
- 石油・鉱業
- 放送
- 新聞
- 広告代理店
- 出版
- 総合商社
- 保険
- 銀行・証券
昔は国策会社だった「石油や鉱業」、花形ともいえる「マスコミ関連」、日本経済の心臓として活躍する「銀行・証券」
これらの業界では他業界よりも突出して「学歴重視」で採用活動が行われています。
主に「旧7帝大」からの採用が多く求人倍率もかなり高いです。その代わり給与水準がかなり高いので、入ることができれば勝ち組です(笑)
でーくん
出世コースの部署に配属されにくい
本題に入る前に「部署」について簡単にご説明します。
世の中に会社には必ず「経営理念」が掲げられており、理念の遂行のために「利益」を追求し社会へ貢献しています。
会社が継続しなければ「経営理念」を遂行することができないので、各企業では「経営戦略」を練ることで利益を追求しています。
でーくん
そして戦略を効率的に実現するために構成されているのが組織…つまり「部署」というわけです。
会社の中に部署があることで次のようなことが明確になります。
- 誰が何をするのか
- 誰が誰に仕事をさせるのか
- 誰がどのような仕事をするのか
このように、組織を作ることで仕事を分業し効率的に戦略を遂行できるようになります。
では、部署の意義について理解したうえで、出世コースの部署について考えてみましょう。
わたしが思う「会社における重要部署ランキング」はこれです。
- 財務・会計
- 経営企画
- 法務
- 人事
- IR・広報
それ以外の部署は同じくらいの重要度だと認識しています。
上記で挙げた5つの部署の共通事項は3つあります。
- 企業の経営の「要」を担っている
- 経営方針の意思決定を担っている
- 自社サービスの販促に携わっている
これらの部署を束ねている「部長級以上」の人間が学歴を重視していることが多い傾向があります。
部署というものは「上の人間」の思考が影響されるもの。
そのため上記部署に配属される人も同じように「学歴」で選んでいることがあります。
その場合、高卒だと配属されにくい(もしくは”されない”)でしょう。