高卒営業が成果を上げるコツを知りたい!
誰だって稼げる営業マンになりたいですよね。
あなたの会社にいるトップセールスマンって何を実行して成果を上げてるんでしょう?
デキる営業マンは、たまたま成果が上がったのではなく、きちんとした理論があって成果を残しています。
高卒営業マンはどのように舵を切ったらいいのか…キーワードは「取引先を儲けさせる」です。
高卒でも営業として稼げるようになるには?
数字として残す=売りまくる
営業における最大の使命…それは売上をあげること。
つまり、営業として給料を上げたいなら数字を残すしかありません。
その証拠に「数字として結果を残せない営業に価値はない」という言葉があるくらい。
しかし、これにはキチンとした理由があります。
ほとんどの会社は組織化されており、いくつかの部門に分かれて業務を遂行し、価値を提供することで利益を生み出しています。
しかし、全ての部門が利益を創出しているわけではありません。
会社には利益を生み出す「直接部門」と、それをサポートする「間接部門」が存在します。
でーくん
ということは?…「会社の土台を支えてくれる人たちの分まで給料を稼ぐ」これが営業の仕事です。
だからこそ、数字を残した(売上に貢献した)営業マンは評価されるのです。
結果を元に交渉する
営業として数字を残すことができたら、そのあと必要になるのが昇給の交渉です。
「これだけ売上に貢献したので、相応の評価をしてくれ」ってやつですね。
昇給交渉をする際に最も有効なのが「数字的根拠を示すこと」です。
間接部門の場合は数字として貢献度を示すのが難しいですが、営業の場合は「売り上げ」という指標があるので比較的簡単です。
しかし単純に「年間で1,000万円の売上に貢献し200万円の粗利益に貢献したので、給料を〇〇万円にアップしてください」と伝えても失敗します。
高卒営業マンが結果を出すのに必要なこと
「取引先に儲けさせる」をKPIにしている
ついつい自社の利益を稼ぐことばかりに目がいってしまいがちですが、取引先の営業マンだって会社のために少しでも多くの売上に貢献したいと考えています。
会社の売上を稼ぐために営業マンには「ノルマ」が課されますが、ノルマばかりに囚われてしまうと「営業として大切なこと」を見失ってしまいます。
- 自分が売りたいもの
- 取引先が欲しがるもの
これらを売っていては最高の営業マンとは言えません。
1つ目は論外なので置いとくとして…2つ目の「取引先が欲しがるもの」は一見正しいように見えますが実はよくありません。
医者は患者の言うことを鵜呑みにしますか?体調が悪いので病院にきた患者が「インフルエンザです」といっても医者は必ず診断しますよね?
そして診断した結果「ただの風邪ですね」なんてよくあることです。
そう!「顧客は思い込みで物事を理解している場合がある」ということを忘れてはいけません。
では、医者をあなた、患者を取引先として考えてみてください。
取引先から「コスト削減のためにAを導入したいので売ってください」と言われた時にそのままAを販売してはいけません。
- どういう理由で必要なのか
- どのくらいの期間で実現させるのか
- どのくらいの規模の削減が必要なのか
こういったことをヒアリングして、取引先の要望にあった商品を診断します。
その結果、取引先にはCという商品を導入するのが最適であることが分かったとします。
であれば、「こういう理由でAよりもCの方が御社にとってメリットがありますよ」と提案する。
すると、取引先からはどう見えるでしょう?「我々のことを考えて提案をしてくれている」と感じてもらえるはずです。
でーくん
約束を必ず守る
約束を守ることは「信用」を積み重ねていくこと。会社であっても個人であっても信用されることは大切です。
しかし、信用を築くにはとてつもない時間が掛かり、想像以上に地道なことを繰り返すことで達成します。
- 〇時までに訪問します
- 今日の〇時までに返答します
- 〇日までに資料を送ります
こんな小さな約束でも真摯に対応していくことであなたと取引先との信用に繋がります。
取引先から信用を得ることで「この人からだったら商品を買ってもいいな」と思ってもらえるように…
でーくん
約束を守ることの重要性はトップ営業マンからすると当たり前のことですが、意外にもできてない人が多いです。
よく見かけるのが「安請け合い」です。
例えば、本来なら3日かかる仕事を自分の見栄えを意識して「今日中にできます」と返答…もちろん間に合うわけもなく、結果として取引先から信用を失ってしまう。
取引先だって「取引する会社」を選ぶことができる中で、営業(=会社の代表)としての信用を失うことは次回以降の取引がなくなることを意味します。
こんなことあってはなりません!
こんなことにならないためにも、小さな約束でも無下にせず真摯に対応し、信用を築き上げることが重要です。