高卒だけど仕事辞めたい…
こう思ってても、高卒という学歴のせいで「心の壁」ができていませんか?
- 仕事を辞めたいけど学歴がなくて転職ができない
- 職場に行く電車の中でさえも嫌で仕方ない
この気持ちは痛いほどわかります…私も仕事を辞めたくて仕方ない時期がありました。
きっとあなたも苦しい思いを我慢して、辞めたいけど仕方なく仕事を続けてきたんだと思います。
でもね、高卒だって転職はできますし、「辞めたい!もう限界だ!」と感じているなら逃げることも大切です。
あなたが勇気を出せるよう、そして一歩を踏み出せるように…
そんな想いでこの記事を書きました。
高卒だけど辞めたい?意外と何とかなるよ
海外と比較すると日本はかなり特殊です。
仕事に不満があっても会社は辞めづらいし、もし辞めようと転職活動を始めても学歴や性別で判断されます。
日本全体にこんな風潮が溢れているので、たとえ残業が多いブラック企業であっても今の会社についていくしかない…
それに
- 転職したら申し訳ない
- 誰かに迷惑をかけるかもしれない
社会全体で「会社を辞めるなんて…」みたいな雰囲気が出来てしまっていますよね。
このような悪い意味でお人好しな気質は日本特有です。
でもね、会社はあなたの身体を守ってくれませんし、将来を約束してくれるわけでもありません。
あなたが今の会社で「もう限界だ」と感じているなら、転職を考えるべきでしょう。
ただ、限界と感じた理由によっては、今の会社でもう少し試行錯誤した方がいい場合があります。
まずは仕事を辞めたい原因を考えてみよう
仕事を辞めたいという感情は「何らかのストレス」を感じた瞬間にやってきます。
そのストレスは大きく4つに分けることができます。
- 人間関係
- 評価・人事制度
- 拘束時間(残業/休日出勤)
- 仕事内容
職場の人間関係が煮詰まっている
人間関係の悩みってかなり手強いですよね。
「こういう付き合いをすればいい」という明確な答えがないだけに、かなり大きなストレスに繋がります。
でーくん
上司や同僚を選ぶことは出来ませんし、会社に入ってみないと職場の雰囲気も分かりません。
それなのに、たとえ会社の雰囲気が悪かろうと、所属した部署の人間関係がギクシャクしてようと会社に行かないといけない。
その結果「仕事に行くこと」がストレスになり、心身共に疲労してしまいます。
正当な評価がされない人事制度
私たちの努力や苦労を評価しない会社って本当に腹が立ちます。
「ボランティアやってるんじゃないぞ」って感じですよね。
しかし、評価を下す上層部と私たちの間には乖離があることが多いです
こんな経験ありませんか?
- 部署の人数が減ってしまった
- 他の人の分の仕事まで任されたので残業も増えた
- かなりのタスクをこなしているのに全く評価されない
この場合、上司が「人が減ったんだから今いる人間でカバーするのが当然」と考えているんでしょう。
私たちが「頑張った」と思っていても、上司が「こなして当然」という考えだと評価してもらえません。
残業するのが当たり前な環境
最近は「働き方改革」の運動が広まりつつあるので、少しマシになったかもしれません。
しかし、まだまだ「残業して当たり前」という会社は少なくありません。
そういう会社の特徴として「〇〇さんが残業してるのに君は帰るのかね」と言われることがあります。
でーくん
それになにより、残業することでプライベートの時間が減りますし、遅くまで残業すると疲れがとれません。
夜中12時まで残業して3時に寝て6時に起きる…なんて生活を繰り返してると、身体的にもキツく大きなストレスに繋がります。
やりがいのない仕事内容
よくありがちなのが「今の仕事はやりがいを感じない」というもの。
たとえば、憧れて会社に入ったのに、蓋を開けてみれば毎日ルーティング作業ばかり。
上司から指示されたことをこなすだけって仕事のやりがいを見出しにくいです。
逆に上司からの圧力が強かったり、飛び込み営業が精神的に辛かったり…
「自分の役務以上の仕事」を求められるのもストレスに繋がります。
高卒が仕事を辞めたいときの対処法
あくまで個人的な意見ですが、仕事のストレスを解消する方法は2つしかないと考えています。
- 転職して環境を変える
- 部署を異動して環境を変える
ストレスの原因にもよりますが、可能であれば自社で解決(部署異動)した方がいいいでしょう。
これまでの自分の評価を引き継いで、新しいスタートを切れるのは自社解決の利点。
対して、他社解決では、これまでの自分の評価が一切なくなってしまうのが欠点ですね。
なので、ストレスの原因に応じて、対応方法を考えるのがベストです。
職場の人間関係が原因なら転職しかない
仕事のストレスにおいて、一番多いのが職場の人間関係です。
一日の大半を共に過ごす、職場の人間との関係はモチベーションに大きく影響を与えます。
「こういう付き合いをすればいい」という明確な答えがないだけに、かなり大きなストレスに繋がります。
もし、人間関係に苦しんでいる人は思い切って転職してみましょう。
人間関係の悩みに時間を割くよりも、新しい会社でやり直すことを考えるのが建設的です。
ただし、部署異動によって解決できる可能性があるなら転職前に一考を。
その他の理由なら現環境でもう少し試行錯誤してみよう
いま感じているストレスが
- 評価基準・人事制度
- 労働環境
- 仕事内容
これらに該当する場合は、いきなり転職を考えるのではなく、まずは自社で解決できないか考えてみませんか?
たしかに転職をしてしまえば解決できますし、何よりも手っ取りストレスから解消されます。
「今すぐにでも辞めてストレスから開放されたいんだ」と思ってるかもしれません。
気持ちはめちゃくちゃ分かります。
ただ、その思考回路に慣れてしまうと「いや辞めればいい」と考えるようになり、仕事を長続きさせることが難しくなるかも…
それに、上記3つのストレスにおいては、あなた自身が行動を起こすことで解消する可能性があります。
- 今のあなたの評価とこれまでの実績をまとめて、「現状の評価が適切でない」と上司に進言する
- あなたに仕事が集中しているため、キャパオーバーであることを報告する
- 今の仕事が「やりたい仕事」と違うこと、本来「やりたかった仕事」を報告し、他部署への異動を希望する
「嫌なら辞めればいい」という習慣が身につかないよう、いまの環境で改善を試みるのは大切です。