今あなたがしている仕事は「本当に自分が心からやりたい」と思っている仕事でしょうか?
今回の話を通して、一度自分の仕事と向き合ってもらえればと思いました。
やりたい仕事とは一体どういったものなのでしょう?
若手ビジネスマンが少し今の仕事に慣れてきた時に、ふと考えることがある内容ですね。
一生の大半の時間を費やすのが「仕事」です。
やりたいことを仕事にしたいと思うのは自然なこと。しかし、考えれば考えるほど選べなくなってしまいます。
なぜなら日本には数万の企業があり、その企業の中には様々な職種が存在しており、海外の企業を含めるとその数はさらに増えます。
その中からやりたいことを選ぶのは非常に難しいですね。
でーくん
まずは「やりたいこと」の意味を深く考えてみましょう。
この一言の捉え方は人それぞれです。
そこから少しでもやりたいことを実現する方法についても詳しく解説していきますので、最後まで読んでみてください。
やりたいことを仕事にできる人は僅か
まず最初に知ってほしいことは、やりたいことを仕事にしている人はごく僅かしかいないという事実です。
周りで楽しくイキイキと仕事をしている人はいませんか?
そんな人でも必ずやりたい仕事をやっているかと言われると、そうではない場合も多いようです。
「今の仕事は楽しいですか?」と質問すると、「楽しいです」と答えると思います。
しかし「今の仕事は心の底からやりたい仕事ですか?」と質問を深掘りすると、即答でYESが返ってくる人はごく僅かだということです。
この事実からも分かることは、本当にやりたいことを仕事にできる可能性は低いということです。
だからといって自分はやりたいことを選ぶことができないと悲観しないでください。
次項でやりたい仕事を選ぶための考え方や選択肢を解説していきます。
あなたが仕事で重要視することを整理しよう
ここからは「やりたい仕事」とはどういったものになるか、深掘りしながら一緒に考えていきましょう。
より現実的に考えてほしいので、以下のような夢に近いような話は除外してお話します。
- 歌うことが好きだから歌手になりたい
- 絵が得意だから漫画家になりたい
もちろん夢を持つことは素晴らしいことです。決して否定するわけではなく、今回の話を進める上では扱いにくいので除外するだけです(笑)
さて、まずはあなたが仕事を選ぶにあたり「重要」だと考える項目を書き出してみましょう。
頭に浮かんだことをできるだけ具体的に自由に書いてください。
人に見せるものではありませんので、こんなこと思っていたら「恥ずかしいかな」「かっこ悪いかな」は一切なしです。
よく出てくる例を記載します。
- 扱う製品、サービスが自分の好きなものか
- 他人に仕事を聞かれた時に堂々と言えるか
- 絶対にやりたくない仕事ではないか
- 自分が成長できそうか
- 休日、給料が安定しているか
あなたの考えに近いものはありましたか?
おそらく複数の項目が書けたと思うので、次はその中から「最も優先したい項目」を決めていきましょう。
もちろん全てを満たしてくれる会社と出会うことができれば最高ですが、非常に困難です。
どんな優良な会社で社会的な地位が高くても、あなたのやりたい仕事とイコールではありません。
トヨタやNTTなどの超一流企業は安定していて社会的地位も高いかもしれませんが、扱う製品、サービスがあなたの好きじゃないものかもれません。
逆に名前の知られていない企業だったとしても、扱う製品、サービスがあなたの大好きなものかもしれません。
とことん自分と向き合って「最重要項目」を一つ選びましょう。
やりたい仕事を実現する方法
最重要項目を決めることができたら、その項目を満たすことができるかを考えていきましょう。
今回はやりたい仕事を見つけるというテーマになっていますが、ここでは仕事という一部ではなくもっと大きな枠組みで考えていきます。
「やりたいこと」を考えるにあたり、「やりたくないこと」「嫌のこと」を一つずつ潰していくことも重要です。
マイナス要素を消していった結果、プラス要素(やりたいこと)だけが「残る」という考え方ですね。
扱う製品、サービスが自分の好きなものかどうか
こんな方はあなたの好きな製品、サービスに絞って探すことができます。
業界を絞ることでより明確な選択ができますね。
休日、給料が安定しているか
こんな方は家族や彼氏(彼女)との時間を最優先したい人です。
会社の仕事内容より休日がしっかりある企業から選択することができますね。
最優先事項を満たすことによってあなたの仕事は「やりたい仕事」に変えることができます。
やりたい仕事を見つけるために転職や部署異動を考える人は多くいます。
しかしながら、このような内容を深く考えずに行動してしまうと同じ繰り返しをしてしまう可能性があります。
今の環境はあなたの優先事項を満たしていますか?
環境を変えたい人は変わった先で優先事項を満たしていますか?
やみくもにやりたいことを求めて行動する前に、今一度自分が本当に求めていることを考えてみてくださいね。