仕事に行きたくない社会人は多い
もしかすると、あなただけが「仕事に行きたくない」と悩んでいると思っているかもしれません。
意外かもしれませんが、周りの人たちも同じような悩みを抱えてるの知ってましたか?
身近な先輩はもちろん、意外な同僚でさえも…です。
特に、月曜日の朝や連休明けの朝、仕事でミスをした次の日の朝…こういったシチュエーションだと間違いなく「仕事に行きたくない」と感じているはずです。
もし、気になる場合はさりげなく聞いてみてください。
「月曜日ってなんだか帰りたくなるよね~」みたいに話しかけると、きっと同意の反応が返ってくる思います(笑)
その証拠に人材サービス大手「マイナビ」が実施したアンケートでは、約半数の人が「仕事が楽しくない」と答えているデータが出ています。
自分の好きなことができて、職場の人間関係も恵まれている…さらには給料も高い仕事が理想ですが、中々そんなの実現しません。
あなたを含めた多くの社会人は、何かを我慢して働き続けているはずなので「仕事に行きたくない」と言う気持ちが芽生えるのは当たり前です。
そんな中、仕事を休んでいい場合と、休まずに仕事へ行くべきシチュエーションがあります。
仕事を休んでもいい「行きたくない理由」
周りに迷惑がかかるかも?と感じて、休みたくても休めない事情はあると思います。
でも、そんな時ほど「休むべき信号」がでてるかもしれません。
- 仕事で怒られる夢を見た
- 動悸が激しくなる
- 涙が出てくる
- 気持ちが辛い
これらは心や身体が限界に達しているサイン、こういった理由・症状が出ている場合、間違いなく「仕事を休むべき」です。
仕事が忙しかったり、代わりがいなかったり、休むことが許されない職場かもしれません。
しかし、この状況で無理して働き続けると、黄色信号から赤信号に変わってしまって長期的に仕事を休むことになります。
短期的に休むことと比べると、長期的に休んでしまう方が迷惑をかけてしまいます…
休みたいときは「ゆっくり休む」のが一番!!
まずは、身体を休め心を癒して、仕事に集中できるようになることが最優先です。
ちなみに、前項で「みんなも仕事に行きたくないと感じている」と言いました。
では、周りの人たちはどんな理由で仕事に行きたくないんでしょうか。
みんなが仕事に行きたくない理由
十人十色という言葉があるように、人間は一人ひとり違う性格を持っています。
そのため、本来なら人の数だけ「仕事に行きたくない理由」が存在しますが、「仕事に行きたくない理由」に関してはある程度分類ができるようになってきています。
厚生労働省が公表している資料によると、このように分類されています。
- 仕事量が多すぎる
- 人間関係
- やりがいがない
- 仕事でミスをした
たくさんの仕事に追われている
今に始まったことではないですが、どこの会社で人手不足で困っていますよね。
退職者が出ても新しい人の採用が間に合わなかったり、業務量が急増したのに人の確保ができなかったり。
その影響で一人あたりの業務量がキャパを完全に超えてしまって、毎日遅くまで残業してる人もいると思います。
それを上司に相談したら「面接してるからもう少し辛抱してくれ」って…
これって、普通は会社として人の補充を優先するような採用活動を頑張るべきなのに「残った人でなんとかする」みたいな雰囲気になるのっておかしい。
上司に相談しても動かないから「言わない」ではなく、きちんと状況を伝えることが重要です。
明らかに自分のキャパを超えた仕事量の場合は、素直に「量を減らして欲しい」「誰かの協力が必要だ」と上司に伝えましょう。
人間関係によるストレス
仕事で一番しんどいのが人間関係の拗れです。
いくら仕事が楽しくても人間関係が上手くいかない職場はストレスを感じると思います。
特に女性が多い部署、私も経験したことがありますが、グループが分かれててかなりストレスでした(笑)
- Aさんにはあなたから伝えておいて
- Bさんとは一緒にしたくないから別の人へ依頼して
- Cと喋りたくないから打合せには参加しない
これはかなり特殊かもしれませんが、「〇〇さんと仕事のやり方が合わないな」くらいなら誰でも感じたことがあると思います。
ただ、組織として働いている限り関りを断つことはできません。
それに、色んな性格を持った人が集まって仕事を進めるので、多少のぶつかり合いや意見の違いが出てきてしまうこともあるでしょう。
こればっかりは「仕事だから仕方ない」と割り切ってしまうことも大切です。
やりがいを感じない
お客様から感謝されたり、業務を通じて誰かの助けになっていたり、自分のスキルが生かせると「やりがい」を感じやすいですが、会社の仕事にはやりがいを感じない業務もあります。
- 全く興味のない分野の仕事
- 単調な入力作業
- 日々のルーティング作業
挙げるとキリがないですが、きっとこの他にもやりがいのない仕事はあることでしょう。
こういった作業を外注化していたり、パートさんを雇って社員は「想像力の高い仕事」ができる環境になるとやりがいを感じやすくなりますが、中々そういうわけにはいきません。
とはいえ、諦める必要もありません。
やりがいを感じない場合は、その原因を深堀りしていくと解決できるケースが多いです。
- どんな仕事が好きで
- 何にやりがいを感じて
- スキルを発揮できる業務は何で
- どのくらい裁量が欲しいのか
こういった観点で考え、やりがいを感じない原因を明確にしたうえで異動の相談や転職を考えたり、根本の悩みを解決するための行動を取ることが大切です。
仕事でミスをしてしまった
これは死ぬほど気持ちが分かります。
ミスの大きさに関わらず、何か自分の業務でミスをしてしまったら落ち込みますよね。
ミスした当日はもちろん、次の日なんて憂鬱で出勤したくないですもん(笑)
ただ、ミスしたことも悔やんでいても仕方ありません。起きてしまったことはやり直せません。
それよりも「ミスを繰り返さない」ためにできることを考えていきましょう。
仕事に行きたくない日が続いたら転職を
色んな方法・行動を起こしてみても解決しなかった…そんな場合は無理して仕事に行かなくても大丈夫です。
会社や上司、あなたが辞めた後に残る人たちのことを想って仕事を続けても、無理していれば必ず精神的なダメージが出てきます。
大切な身体がダメージを受けて働けなくなってしまう前に、本格的に転職を考え始めるべきです。