仕事がデキると言われる人に共通してるのが「想像力の豊かさ」です。
想像力があることで仕事の質を大きく引き上げてくれます。
あなたの周りで「あの人凄いな…」と感じる人を思い出してみてください。
- めちゃ気が利く人
- 完璧な根回しをする人
- 的確な指摘をする人
これに共通してるのが「想像力」です。
想像力とは経験を生かすということ
会社で優秀と言われる人ほど「想像力」に長けています。
- 目の前の事象に対するリスクを考えてる
- 失敗しそうな時の軌道修正を考えてる
- 思わぬイレギュラーに対応できる
一見、難しいように見えますが、デキる先輩は当たり前のように実践しています。
もしかしたら、「想像力は特別な能力で、天才的な思考回路があるから実行できてる」と思うかもしれません。
でも想像することって難しいことではなく、誰でも実践できることなんです。
私は「想像力=特別なスキル」ではなく「想像力=自分の経験を生かすこと」と考えています。
たとえば、あなたが道を歩いていると、進行方向に大きな穴を見つけたとします。
その時、あなたはそのまま進んで穴に落ちますか?それとも避けて通りますか?
…
きっと穴を避けて通ると思います。
でーくん
これは「穴に落ちると痛い」というのを経験していて、落ちた時のリスクを想像できているからです。
つまり想像力が長けているかどうかって「経験値の差」なわけです。
別に特別なスキルがあるから想像できてるんじゃなくて、似たような経験をしたことがあるので「もしかしたらこうなるな?」という想像ができてるだけ。
そう思うと私たちでも出来るような気がしませんか?
仕事に想像力が必要な理由
ではどうして仕事に想像力が必要なんでしょうか。
それはきっと想像力があることで仕事を円滑に、そして発生するリスクを最小化できるからです。
経営者は毎日のように「事業を継続させるためにリスクを抑えて利益を最大化しなければ」と考えています。
しかしリスクを恐れすぎても良くありません。
No Pain No Gain(痛みなくし得るものなし)
ビジネスシーンだけでなく多岐にわたって利用される言葉です。
「あまりに小さすぎるリスクでは得られる利益も小さくなってしまうよ?」という意味があります。
かといってリスクを取ればいいのか?と言うとそうもいかず、不透明すぎたり、大きすぎると事業として成立しなくなります。
だからこそ、仕事には想像力が必要なんです。
想像力があれば実行した時の影響を想定し、そこから生じるリスクを考えて対策を考えることができます。
ビジネスマンでいる以上、想像力は身に付けておくべきですね、事業を成功に導くためにも。
ではここから具体的な習得方法をまとめていきます。
仕事に必要な想像力を鍛える方法
想像力を身に付けるのに一番手っ取り早いのが次の2つです。
- 他人の思考を学べる本を読む
- 「なぜ?」を繰り返す
自分の意識次第で実践できる内容なので、もし想像力を身に付けたいと考えているなら絶対にすべきです!
本を読んで「他人の思考」をインストールする
想像力を身に付けるために一番おすすめなのが本を読むことです。
本には自分が知らない情報はもちろんのこと、思いもしなかった考え方や新しい価値観を学ぶことができます。
それに圧倒的に効率が良いです。
まず、著者が途方もない歳月をかけて得た経験や知見を「数時間」で疑似体験することができますよね。
しかもその知見を自分の情報をとしてインストールでき、仕事に生かすことができる。
特に今回の「仕事に必要な想像力」に関して言うと、普通なら数十年働き続けてやっと気付くようなことを、本を読むことでその「気付き」を知り、若くして自分のスキルとして活用できてしまうわけです。
高額セミナーや高い商材を購入しなくても、数千円の本を買うだけでこれができるのって凄くないですか?
だからこそ、一番手っ取り早く想像力を身に付けれるのは「本を読むこと」というわけです。
「なぜ?」を繰り返して想像力を鍛える
想像力がないと言われてしまう人は「物事を表面的に捉えてしまっている可能性があります。
こんな経験がありませんか?
- 指示されたので資料を作った
- 依頼されたので電話した
- 指示があったので訪問した
パッと見、依頼された仕事を遂行しただけなので問題がないように見えますが、実はここに問題が潜んでいます。
「ただ作ればいい」「ただまとめればいい」」という気持ちは、まさに作業が目的化してしまっている状態。
このまま作業を進めてしまうと、本来の意図と違った仕上がりになってしまいます。
その結果、上司から「そうじゃない、〇〇なんだからこうしないと!もっと考えて仕事してくれよ…」と言われたり。
でーくん
こんな悩みを解決するのが「なぜなぜ思考」です。
上記のように作業が目的化してしまうことの原因は、「なぜ必要なのか?」「なにを求められているのか?」のような、5W1Hを理解していないことにあります。
「いつ?誰に?どのように?どんな目的で?」を理解することで、単なる作業から「目的を達成するための準備」にすることができます。