仕事にいくことに恐怖を感じたことはありますか?
こういった感情は誰しもが少なからず経験をしたことがあるかと思います。「5月病」という言葉があるぐらいです。
5月病とはゴールデンウィーク後の連休明けに仕事へ行くことが嫌に感じる症状であり、医学的な原因は解明されておりません。
ほとんどストレスによるものですね。
この症状は仕事に恐怖を感じている人によく見られます。
でーくん
なぜなら学生から社会人では環境の変化が大きすぎるからです。
人間は環境の変化にストレスや恐怖を感じることが多いと分かっています。
今回はこういった「仕事の恐怖」とどのように向き合っていくかを解説していきます。
仕事の恐怖を排除するための対策まで紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。
仕事に「怖い」という感情を感じたら危険!
あなたは今の仕事に対してどんな感情を持って取り組んでいますか?
具体的な業務内容を想像する前に、まずは一言で表せられる感情を頭の中で思い描いてみてください。
ポジティブな感情でいくと、「楽しい」「面白い」「やりがいがある」などが出てきますよね。
反対に、ネガティブな感情は「楽しくない」「つまらない「やりがいがない」といったところでしょうか?
この時に「怖い」という答えが出てきた人はかなり要注意です。
怖いという感情は人間の体に「緊張状態」や「悪いストレス」を生み出します。
緊張状態が続くとイライラしたり、不眠症になったり、落ち着きがなくなったりすることもあります。
ストレスは頭痛、肩こり、目の疲れといった症状を呼び込みます。
まとめると怖いといった感情がきっかけで人間は「心」も「体」も病んでいってしまう可能性が十分にあるということです。
一度病んでしまった心や体を元に戻すことはとても大変で、人によってはとても時間がかかります。
でーくん
仕事に対して「怖い」と感じる理由
仕事が怖いと感じる理由には様々な原因が存在します。
まずは仕事の「何に」対して恐怖を感じているかを明確にしていきましょう。
恐怖の原因を明らかにすることでどういった行動に移せばよいかが見えてきます。
人間関係
これが一番多いと言われています。
新社会人の方からすると今まで学生時代は自分と気が合う仲間とだけ過ごすことが多かったかと思います。
社会人になるとそういうわけにはいきませんね。
例え苦手な人が近くにいたとしても仕事で関わる以上は避けることができないからです。
労働環境(上司など)
次に労働環境です。
労働環境には人間関係的な要素も含まれている部分があります。
- 自分の与えられた仕事を自分一人でこなしていく仕事
- 上司、同僚とチームになり、プロジェクトとしてこなしていく仕事
一般的な会社ですと「部署」というものが存在することが多いため、
部署(チーム)として共有して進めていく業務もあるかもしれません。
仕事が合わない
次は職業自体が合っているか、という問題です。
人にはそれぞれ「得意不得意」や「好き嫌い」があります。
- 人と話すのが好き
- コツコツと同じ作業を積み重ねることが好き
自分が不得意だったり苦手なことをやっていると「これを一生続けるのか…」と恐怖を感じるのは当然です。
身近な例えでいうと、人と話すことが苦手なのに営業をやっていたり、単純作業がとても苦手な人が同じ製品をひたすら作る業務をやったり…です。
仕事が怖いなら選択肢は2つ
上記のような恐怖を感じた時の選択肢は2つあります。
それぞれ解説していきます。
異動願を提出して部署を変える
何もすぐに会社を辞めろというつもりはありません。
せっかく色々な苦労をかけて入った会社です。こういった「縁」は大事にしましょう。
ここでは異動願を提出して部署を変えてもらうことをオススメします。
部署が変われば周りの人間関係が変わります。
気が合う上司や同僚と出会えることができれば状況は一気に変わります。
恐怖の一番の理由は人間関係ですので、良い人間関係の部署に異動することができれば、業務内容が多少困難なものであっても乗り切ることができます。
さらに異動した部署での業務内容が自分に合った内容だと感じることができればいうことなしですね。
会社側からするとそんな簡単に退社してほしくないと思っているケースが多いです。
部署異動などは積極的にお願いしてみるのはアリです。
上司に言いにくい場合は、身近な先輩や異動などの経験がある人に相談してみましょう。
違う会社へ転職してみる
それでも難しかった場合は最後の手段として転職を検討していきましょう。
終身雇用(一生同じ会社に勤める)が崩壊している現在の日本では転職が当たり前といった時代になってきています。
自宅で稼ぐフリーランスといった働き方も増えているほどです。
転職する際の注意点は「なぜ転職するか?」を明確にしてから動いてください。
これを明確にせず、とりあえず収入のために次の職場を決めてしまうとまた同じ繰り返しをしてしまいます。
転職は当たり前の時代とはいえ、あまりにも転職を繰り返しすぎると採用側としては「すぐ辞める人」という印象になり、マイナス面に働く可能性もあります。
慎重に進めてください。
どんな行動を取るにしても、早いにこしたことはありません。
自分の幸せを第一優先にして、新たな一歩を踏み出してください。